2025参院選自民党の政策と争点

2025.07.04

自由民主党は、参院選に向けた公約として「責任政党」としての三つのビジョンを掲げています。① 強い経済：GDP1000兆円・国民所得を5割増へ、② 豊かな暮らし：物価対抗策・持続的賃上げ、③ 揺るぎない日本：世界で輝く存在を目指すほか、憲法改正と改革の継続を打ち出しています

具体的には、物価高対策として、税収増を活用し子どもや住民税非課税世帯に4万円、その他大人に2万円を給付する案を提案

賃金は実質1%、名目3%の上昇を掲げ、2030年度までに平均で賃上げ100万円を目指します。また、農業基盤の強化や医療・介護の公定価格引き上げ、厚生年金適用拡大なども含まれ、子育て支援の強化も明記されています

加えて、エネルギー・安全保障面でも、物価高・関税環境の下で強力な経済対策を実施する構想を提示しています。

これは、東京財団が指摘する「エネルギー安全保障が中東情勢や政権選択の焦点になる」現状にも対応する姿勢と整合します。